能登ヒバ

能登地方の家づくりを支える能登ヒバとは？

能登ヒバは石川県の能登地方に分布する針葉樹で、地元では「アテ」という名称で親しまれています。

林業が盛んな石川県の県木でもあり、能登地方を代表するブランド木材の1つ。能登ヒバにはヒノキチオールという天然成分が多く含まれており、その優れた性能から能登地方の家づくりには欠かせない建築材です。

そのほか、輪島漆器の木地や石川の伝統工芸品などにも能登ヒバが使用されています。

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能登ヒバの特徴

優れた耐腐朽性で湿気やカビに強い

能登ヒバは湿気に強く、腐りにくい優れた耐久性を持つため、湿気の多い日本でも安心して暮らせる頑丈な住まいを実現できます。

また、ヒノキの数倍～数百倍にも及ぶと言われる抗菌・殺菌作用で、カビや雑菌の繁殖を防いでくれるのが特徴。カビや雑菌によるアレルゲンのリスクを軽減でき、快適な住環境を叶えられるのが魅力です。

水に強いことから、外国ではカヌーやオールなどにもヒバが使用されています。

シロアリやゴキブリを寄せつけにくい

ヒノキチオールには虫を寄せつけにくい効果があるため、ヒノキチオールを多く含む能登ヒバは虫の多い地域の建築用材に適しています。

シロアリに対する耐性が強く、土台や柱などにヒバ材を使用すれば防蟻薬剤を使う必要はないとのこと。また、害虫として代表的なゴキブリに対しても、実験によって市販の防虫剤に匹敵する高い忌避率を持っていることが分かっています（※）。

安全かつ快適に過ごせる住空間を実現するのに、大きく貢献してくれる建築材と言えるでしょう。

※参照元：【ヒバの特性】防虫・殺虫作用：東北森林管理局（https://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/syo/simokita/hiba/character01.html）

爽やかなアロマ効果のある香り

能登ヒバの爽快感のある独特な香りには気持ちをリラックスできるアロマ効果があり、良い香りに包まれた癒しの時間を満喫できます。また、蚊を寄せつけない効果もあるので、サッシに使用すれば蚊の侵入を防いで虫刺されに悩まれにくくなるのも嬉しいポイントです。

サッシのほかには、能登ヒバの消臭効果を生かして、トイレや生ごみなど匂いが気になる場所に使用するのをおすすめします。

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引⽤元：ユニウッド（https://www.uniwood.co.jp/)

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