木製サッシ｜紫外線対策

木製サッシと光の関係

木製サッシは紫外線を吸収する

人体にさまざまな悪影響を及ぼすことで知られている紫外線。雪山や海水浴場では、紫外線ダメージを軽減するために、サングラスで目を保護する人も多いでしょう。

木材には、紫外線を吸収しやすい性質があります。そのため、木材を通して伝わる光には紫外線がほとんど含まれません。もちろん、紫外線の反射が少ないほど人体への影響も小さくなるので、木材サッシは目や身体に優しい建材だと言えるでしょう。

木製サッシが赤外線を反射するメリット

木製サッシには、目を刺激するなど人体に有害となる紫外線を吸収しますが、それと同時に赤外線を吸収する性質も持っています。赤外線は紫外線とは異なり、身体にダメージを与える性質を持っていません。むしろ、身体を温める効果や明るい室内を演出する効果が期待できます。

人体に最適とされる光の反射率は50～60％程度。これは肌色とほぼ同じであり、木製サッシが反射した光は目に強い刺激を与えない、優しい光になる性質もあります。

木製サッシ表面の凹凸が反射光を調節する

木材のランダムかつ細かい凹凸は、光の正反射を生み出しにくいと言われています。正反射は目に強い刺激を与えますが、木材のように光が散乱する材質はまぶしさを軽減するのに役立つでしょう。また、木製サッシの生み出す柔らかな光の反射は、他の素材にはない風合いをもたらします。

木製サッシの光による変色のメカニズム

木製サッシは経年劣化によって徐々に変色していきます。木材が変色する原因はさまざまですが、最も影響が大きいとされているのは光の中に含まれる紫外線です。紫外線が木材の成分と反応することで、表面が劣化して灰色に変化。それと同時にしわのような現象も起こります。

なお、変色の程度や色味は木材の種類によって異なり、パイン材であれば徐々に飴色に、ウォールナット材の場合は少しずつ深みのある色へと変わっていくでしょう。

変色は表面のみ？

木製サッシの光による変色は、表面にだけ起こります。そのため、変色した際に表面さえ削ってしまえば元の色味を取り戻せるでしょう。なお、これは無垢材でのみ有効なうえ、木製サッシは削ることで歪みが生じるため注意が必要です。

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引⽤元：ユニウッド（https://www.uniwood.co.jp/)

昭和32年創業のユニウッド株式会社は、木製品の製造において半世紀以上の歴史を持つ、木製サッシの専門メーカー。取り扱う木製サッシは100％自社工場でオーダーメイド。豊富な知識と卓越した職人の技術によって、木の美しさを存分に引き出した、機能性・耐久性にも優れた高品質な木製サッシを提供しています。監修：代表取締役佐藤元平氏／運営会社：Zenken

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