⽇常に─。
⽊製サッシの魅⼒を紐解く。
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窓と防火は家を建てる上で実は密接な関係にあり、行政の指定・区分する地域に応じてさまざまな制限・要件が設けられているのです。ここではそれぞれの地域について、どのような区分になっているか詳しく解説します。
町の中心部などに多く、主に商業施設などが立ち並んでいる「防火地域」は最も厳しい制限があります。防火地域では建物の密集地などとなっているため、火事の延焼を防ぐためや消防車などの緊急車両が通行できるようにするなどの目的に定められています。そのため防火地域においては耐火建築物と準耐火建築物はもちろん、すべての建築物の外壁において窓やドアといった開口部など延焼のおそれがある部分について、防火窓の設置が必要になります。
防火地域の次に厳しい制限があるのが「準防火地域」で、これは防火地域の外側にあり広範囲に広がっています。細かな規定については防火地域・準防火地域でそれぞれ異なる点もありますが、大きな視点から見るとどちらも一定の防火対応が必要です。耐火建築物・準耐火建築物はもちろん、窓やドアなど延焼のおそれがある開口部については防火窓の設置が必要になります。大きいサッシであればシャッターの対応でよいこともありますが、対象となる窓においてどのような対応が必要かは必ず確認するようにしましょう。
次に出て来る「法22条指定区域」については、都市計画区域内外にわたり指定されている準防火地域を取り囲むように指定されています。これらの地域においては屋根や外壁について規定をされている一方で、窓やドアなどの開口部については定めがないため防火窓にする必要はありません。ただし、一定以上の広さの建築物になると耐火建築物または準耐火建築物が求められるため、延焼のおそれがある部分の開口部に防火窓が必要なことがありますので注意するようにしましょう。
その他の区域は、延べ面積が1,000㎡を超える木造建築物などについて外壁や軒裏で延焼のおそれがある部分を防火構造とし、屋根を準不燃性能のある構造とするほか、防火壁によって床面積1,000㎡ごとに区画するといった規制があります。とはいえ対象外区域・住宅であっても万が一のことを考え、必要な部分においては防火性能のあるものを使用するなど注意するほうがよいでしょう。中には防火性能のある木製サッシもありますので、必要に応じて検討するようにしましょう。
昭和32年創業のユニウッド株式会社は、木製品の製造において半世紀以上の歴史を持つ、木製サッシの専門メーカー。取り扱う木製サッシは100%自社工場でオーダーメイド。豊富な知識と卓越した職人の技術によって、木の美しさを存分に引き出した、機能性・耐久性にも優れた高品質な木製サッシを提供しています。監修:代表取締役佐藤元平氏/運営会社:Zenken
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