⽇常に─。
⽊製サッシの魅⼒を紐解く。
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窓の役割は、採光と換気です。日本の住宅の始まりである竪穴式住居でも、採光と換気のために天井には開口部が開けられていました。当時は遮るものがない穴の状態でしたが、やがて風雨を防ぐための庇が設けられ、蔀戸(しとみど)、ふすまに設置された明かり窓、ガラス窓と発展していきました。
現在の窓はガラス製でできていますが、一般的に広がったのは明治時代以降からです。窓ガラス自体はもう少し前から使われており、江戸時代の長崎の出島にあるオランダ商館や、裕福な大名・豪商の住居で使われていました。ただ、すべて輸入物。当時の日本の技術では窓ガラスの製造技術はなく、一般住宅では使えなかったのです。
外国とのつながりが深くなり、技術もどんどん入ってくるようになると、日本でもガラス工業が発展。西洋化と共にガラスの生産が安定すると、次第に一般家庭にも浸透するようになりました。とはいえ、それも関東大震災からの帝都復旧事業以後です。
現在の日本の窓にはアルミサッシが多く使われていますが、昭和30年代は木製サッシが主流でした。それがスチールサッシへ、そしてアルミサッシへと移り変わっていきました。
アルミサッシが本格的に普及し始めたのは1970年代。軽量でさびにくく加工の自由も利くとして、窓枠だけでなく雨戸やフェンスにも取り入れられるようになりました。
そして1990年代になると、高い断熱性・結露防止・防犯対策・省エネを備えた二重ガラスが登場。現在は、地球温暖化による気温の上昇からも、熱伝導率が低い木製サッシが見直され、アルミサッシに代わる窓枠として注目を集めています。
参照元:木製サッシのフォーラム(https://www.hro.or.jp/list/forest/research/fpri/rsdayo/10510041013.pdf)
世界ではものづくり大国として知られている日本ですが、「窓」については先進国の中でも遅れている状態です。断熱性能については、経済産業省が定めた省エネ建材等級ラベルがありますが、その最高等級である☆4でさえも、世界からみれば低レベル。
世界では、樹脂や木材へと変わってきているのに、日本では熱貫流率の高いアルミサッシが未だに主流です。こうした状況を変えるには、法的義務の整備だけでなく、住み手による意識改革が必要です。
今でこそ当たり前のように使われている窓ガラスは、明治頃から庶民の間でも普及するようになりました。
日本で窓ガラスが使われたのは江戸時代であり、当時は障子窓が一般的。窓ガラスは輸入製品であり、高価なものとして限られた人しか取り入れられなかったそうです。
省エネ生活を実現するために、住宅の風通しが良いことは大切です。部屋の風通しを良くする鍵は窓が握っています。風通しの良い窓には断熱性や気密性を高めたりなどのメリットがあります。ここでは風通しの良い窓について解説します。
昭和32年創業のユニウッド株式会社は、木製品の製造において半世紀以上の歴史を持つ、木製サッシの専門メーカー。取り扱う木製サッシは100%自社工場でオーダーメイド。豊富な知識と卓越した職人の技術によって、木の美しさを存分に引き出した、機能性・耐久性にも優れた高品質な木製サッシを提供しています。監修:代表取締役佐藤元平氏/運営会社:Zenken
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