⽇常に─。
⽊製サッシの魅⼒を紐解く。
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チーク材は、マホガニーやウォールナットと並んで世界三大銘木の1つに数えられる木材です。
主に東南アジアの熱帯気候に分布し、日本に流通しているチーク材は主にインドネシアとミャンマーで生産されたもの。チーク材は腐りにくく、寸法安定性にも優れていることから、豪華客船の甲板・内装材や高級列車などに使われてきた歴史があります。
デザイン性の高いおしゃれなヴィンテージ家具にも多く使用されているチーク材ですが、伐採したばかりのものは水分を多く含んでおり、反りや割れが激しいことから新しいものほど家具には向かないという一面も。安定性や耐久性を高めるには時間をかけて十分に乾燥させる必要があるため、古いチーク材ほど価値が高く、高級木材として高価な値段で取引されています。
現在製造されているチーク材の家具の多くは、木材乾燥機などを使って人工的に乾燥させたチーク材を使用しているとのこと。ただ、自然乾燥させたチーク材のほうが重厚感や存在感があることから、古いチーク材を使った英国のヴィンテージ家具は今でも幅広い年代から人気を集めています。
チーク材は木材には珍しい強靭さが特徴的で、製造過程でシリカ(石英・水晶)を含むこともあることから、ノコギリやカンナをかけるのも大変なほどの強度を持っています。よく乾燥させることで硬度が増し、さらに材面がワックス状の物質で覆われていることから摩擦にも強いのが特徴。寸法安定性にも優れているほか、割れや裂けへの耐性もあり、加工しやすい点も家具用の木材として人気のある理由です。よく乾燥させたチーク材はかなり堅いので、家具の表面の突板としても多く使用されています。
チーク材には木製タールの油分が含まれており、水分や腐食、虫、酸化などに強いのが特徴です。海水でも腐りにくく、虫害にも強いことから船の甲板や内装材にも使われ、20世紀を代表する豪華客船のクイーンエリザベス2号の内装にも採用されています。また、高級列車として有名なオリエント急行にも使われている木材です。
腐りにくいチーク材でつくられた家具は耐用年数が長く、現在でもヴィンテージ品として残っているものもあるとのこと。水に強いので、水に触れやすいダイニングテーブルやコーヒーテーブルといった家具に向いています。
チーク材が世界中で愛されている最大の理由は、「木の宝石」と称されるほどの美しさにあります。オイルを含んだ木肌はしっとりとした光沢を放ち、時を経るほどに輝きを増していくのもチーク材の魅力です。室内で使用されていたチーク材は濃厚な飴色へと変化し、屋外で使われていたものはシルバーへと色合いを変えていきます。宮殿や高級ホテルにも選ばれる美しさは落ち着きと気品があり、空間を優雅に彩ってくれることでしょう。
昭和32年創業のユニウッド株式会社は、木製品の製造において半世紀以上の歴史を持つ、木製サッシの専門メーカー。取り扱う木製サッシは100%自社工場でオーダーメイド。豊富な知識と卓越した職人の技術によって、木の美しさを存分に引き出した、機能性・耐久性にも優れた高品質な木製サッシを提供しています。監修:代表取締役佐藤元平氏/運営会社:Zenken
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