⽇常に─。
⽊製サッシの魅⼒を紐解く。
このサイトは 「ユニウッド」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
アコヤは、ニュージーランド産の松であるラジアータパインをアセチル化処理した天然木材です。メーカーが保証するアコヤの対腐朽菌耐用年数は屋外で50年、地中・淡水中なら25年、と優れた耐久性を持つのが特徴。また、アコヤの環境性能が建築家やデザイナーなどに注目され、再生・持続可能な屋外用素材として次世代型建築物や公共事業などにも広く利用されています。
木材には割れやすい・腐りやすいなどの欠点があり、その欠点の原因になっているのが木材の持つ親水性(水分を吸いやすい性質)です。アセチル化とは食酢の成分にもなっている酢酸の一種「無水酢酸」を木材と化学反応させることで、木材の持つ親水性を疎水性(水分を吸わない性質)に置き換える処理のこと。
アセチル化処理された木材はこれまでの欠点が改善され、割れにくく腐りにくい素材としてメンテナンスの手間を軽減できるメリットがあります。
アコヤの木材組織にはシロアリや腐朽菌が栄養源とする十分な水分が存在せず、優れた防蟻・防腐性能による高い耐久性能を強みとしています。アコヤの日本総輸入販売元である池上産業株式会社が行なった屋外防蟻性能試験によれば、試験開始から9年経過した後もシロアリによる食害は見られなかったとのこと。それでいて殺生成分は含まれていないため、人の身体に優しい安全性の高さも魅力です。
一般的な木材は水分を多く含んでおり、乾燥や湿度などの影響で収縮したり膨張したりなどの形状変化が発生します。アセチル化処理により疎水性が高まったアコヤは湿気や水分の影響を受けにくく、寸法安定性能に優れているのが特徴。そのため、寸法の変化により建て付けが悪くなったり隙間ができたりなどの不具合が発生しにくいメリットがあります。
アセチル化処理されたアコヤは木材の持つ膨張収縮率が70~80%削減されており、伸縮による塗装のはげを抑えやすいのが特徴です。塗装が長持ちしやすいため、メンテナンス回数を抑えたい方に最適。また、もともと明るい色合いをした素材なので、無塗装でも楽しむことができます。
アコヤの生産には成長スピードの速いラジアータパインが使用されており、成長の遅い熱帯雨林の木材と違って持続的な産出が可能となっています。また、木材にもともと含まれていない物質を添加していないため、使用後はリサイクルも可能。毒性の不安がある化学成分を使った防腐木材や再生不可能な高炭素素材と比べて、人や環境に優しい素材です。
昭和32年創業のユニウッド株式会社は、木製品の製造において半世紀以上の歴史を持つ、木製サッシの専門メーカー。取り扱う木製サッシは100%自社工場でオーダーメイド。豊富な知識と卓越した職人の技術によって、木の美しさを存分に引き出した、機能性・耐久性にも優れた高品質な木製サッシを提供しています。監修:代表取締役佐藤元平氏/運営会社:Zenken
木製サッシ・メンテナンスフリーのアルミクラッドを提供。
設計士向け|窓の自動見積もりは公式サイトから利用できます。